コラム

 公開日: 2017-04-04 

2017年度の入社式模様

新年度のスタート

4月3日の入社式の様子をテレビや新聞のニュースで目にした。
新しい年度のスタートなんだと、実感した。
そんな中、
「女性活躍推進」とか「働き方改革」と課題を山積みにされ、
企業のトップもコメントに悩むのだろうなあ・・・と入社式の様子を見ていた。

新しい時代のキーワードと違和感

女性活躍推進を女性としてみれば、
「あなたたち女性が活躍できるように!是非女性に活躍してほしい!」と言われるのはありがたいが、
あれ?"男性"はどこに?と考えてしまった。
男性も女性も、自分の将来に向かって活躍してほしい、そう言ってほしい。

仕事も一人で抱え込まずに、とか、時短で仕事をして、とか
なんだか大きな声に聞こえてくる。

勿論チームワークは大事である。
そのチームを創っているのは、個人。個人がしっかり自分の仕事の責任を持つことが強いチームを創る。
独りで抱え込まないように、すぐに他人を頼ってばかりいては、仕事での成長はあるのだろうか…。

働き方改革も、賛成ではある。
無駄な業務は見直しが必要だ。
だがそれは、何もかもが時間短縮で効率化できるというわけでもない。

女性活躍推進に対しても、男所帯の企業が頑張って女性を登用しているのを目にする。
例えば建設業界、林業、警備など。
女性の能力が活かせるなら、賛成。
ムリに女性の頭数をそろえるだけなら、それは女性にとっても企業にとっても不幸な事ではないのだろうか。
全ての業種や企業にとって女性活躍推進の考え方がフィットするのではなく、
もしかすると限られた状況化で、と考えたほうが本当はいいのかもしれないと思う。

働き方改革も
無駄な事に時間を費やしている職場があれば、それは仕事と時間の効率化を図るべきだ。
一方で、効率化しない方が良い仕事や業務があるのも事実のような気がする。
全ての業種や企業にとって働き方改革の考え方がフィットするのではなく、
もしかすると限られた状況化で、と考えたほうが本当はいいのかもしれないと思う。

温故知新

入社式も様々工夫があり、今は運動会をしたり、旅行をしたり、経営者も意図を持って考えているのだろう。
おぉ、大変だ、と思う。
新入社員の感想をピックアップしていたTVニュースがあり
「私の意見をすぐに取り入れてくれる会社なので、やりがいが持てそうです」的なトークがあった。
会社も、自分の考えも自信を持って言える新入社員も、スゴイ。

今日入社したばかりの新人の意見を採用しなければならないほど、既存の社員は意見や考えがないのだろうか?
今日入社したばかりの新人の行ったことをすぐに実践できる程度の会社の仕組みなのだろうか。
もし二度目に出した自分の考えが不採用になったら、辛くて、不信感をもち、早期退職になってしまうかも・・・。

ユニークな企業は「斬新」というのかもしれない。
私は斬新さより、企業の「今まで」という部分も基本として伝えてもいいのかと感じた。

古きを知って新しきを知る。
それが本来の「変革」だ。
今は本来の変革が期待されているのではなかったのか・・・。

さて、
今年の新入社員は「キャラクターゲーム捕獲型」と呼ぶそうだ。
氷河期と言われた時代と一変し、就活も楽だったろうし、内定も早かったろうし、
特別なお客様の様に扱われて入社式を迎えたひとも少なくないはずだ。
その分飽きると、すぐにやめてしまうという結論も出してしまうかも。

「働く」ことを忘れないビジネスパーソンに

どの時代も仕事というか、働くことは容易ではない。
その中でも「周囲に合わせる、相手に合わせるむずかしさ」は
越えるまでは苦しみであり、越えると喜び・やりがいにも変わる。


今年最初の新入社員研修は
大手ハウスメーカーの32名の新人マナー研修だ。
男女比もほぼ半々で、全員大学卒で、
学歴があり、人柄も明るく前向きな人が多かった。
熱心とは言えないが、当たり障りなく受講し、
分かったような顔をしている。

自分の中ではきちんと消化する内向的なプログラムで、
自分なりに消化できるくらい、能力も高いといえる。
しかしそれは「協調性」「共感性」とは似て非なるモノのようだ。

例えば、非言語での会話が伝わりにくい。
特に相手からはほとんど伝わってこないのだ。

『君たちはお客様と関わり、お客様にOKをもらっていく職種ではないのか!』
と心の中から檄を飛ばした。


研修の最後にこんな話をした。
「"働く"って何か、と考えても、なかなか答えは見つかりません。
一番重要な事は"働いてみる"ことです。
そうすると、いろいろな事を感じます。

たいへんで難しい仕事は、私たちに成長と達成感をくれます。
誰もやりたくないような仕事は、私たちに価値観を教えてくれます。

これからいろいろな経験が待っていると思いますが、
まずは体を動かし、働いてみる。
それが自分の人生の価値を教えてくれるはずだから」

どう伝わったろう。


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