コラム

 公開日: 2014-09-24 

SNS時代の就職活動(2)

企業が採用予定者を絞った際、決め手となるのはどんな情報なのでしょうか?
その可能性の一つとなりうるSNSを今回は取り上げます。

就活生の面接の姿は本当の姿? 企業はSNSから何を見るのか

近年はツイッター、フェイスブックといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が普及してきて、そのネットワーク内で個人が様々な情報を発信することができるようになっています。

加えてブログによって個人の日常を公開している人もいますから、ネット上で活動している限り、その人の情報は『他人によって収集され得るもの』だという意識をもって行動する必要があります。

採用側の企業にしてみれば、面接の達人を採用するのではなく、今後の企業活動の戦力になる人材を見極めて採用したいと思っているのですから、就活生が面接の際に見せた顔がその人の本当の姿なのかということは最も知りたい部分です。

そこで利用されるのがSNSやブログといったネット上に就活生が発信している情報の収集・分析という手段です。

現代は就活自体がインターネット無しには行えない状態ですし、これからの企業活動において、これらのIT技術とうまく付き合えない人は、そもそも使いにくい人材と評価されてしまうので、日常からこれらの技術をどのように使いこなせているのかは採用する側にとっても興味のあるところです。

普段何気なく発信しているSNSの自分の発言が採用不採用のきっ

もしかすると、就活の際にツイッターやフェイスブックといったSNSのアカウントを教えるように求められるかもしれません。それは公式にではなく、非公式に先輩社員と情報交換した際にさりげなく聞き出されているかもしれませんが、その発信する内容は公開範囲を限定した設定にしていない限り、誰でも見ることができることになります。

そこで、就活生が発信している内容をたどっていくと、その人が普段考えていることや日常の行動、コミュニケーションスキルなどが手に取るように分かってしまうことになります。

それが良いことか悪いことか、人によって異なるかもしれません。

採用面接では自分のことをうまく表現できなかったけれども、SNSでその人のことを良く調べてみると、かなり良い人材であるということで、敗者復活のチャンスが訪れるかもしれません。一方で、面接では非の打ちどころのない印象だったのが、SNSから得られた情報からは全く違う人物像が浮かんできて、面接の際に猫をかぶっていたことがばれてしまうということもあるでしょう。

普段から発信しているSNSの情報を、就活を意識して取り繕うことはかなり疲れることですし、そこまでできればそれはそれで使える人材かもしれません。一方で、そのような個人の情報を知られることを嫌がってSNSを利用しないということになれば、これからのネット社会に対応できないと評価されるかもしれません。

こう考えて行くと、インターネット時代のインフラとしても機能し始めてきているSNSと付き合わないという選択肢は段々と狭められていると思いますし、付き合う以上は、いろいろな面でマイナスの評価を受けないような付き合い方をしなければならないことになります。

その意味で、自分が素で情報発信しても周囲から高評価を受けられるだけの、人としての魅力を身に付ける必要が今まで以上に増してきたのではないかと感じています。

就活生に限らず、ビジネスパーソンでも、取引先の担当者がどのような人物かを知る手段としてSNSが使われる時代は既に来ているのかもしれません。そんなことを意識して、自らの人間力を高める努力を続けて行きたいものです。


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